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長男のこと~3歳から小学校まで [子育て]

長男のもう一つの悩みは酷い偏食でした。

離乳食が終わり普通にご飯を食べるようになったころからこのひどい偏食が始まりました。

1歳代は、ご飯と魚、そして大根と人参の煮物しか食べられませんでした。
おでんでも、筑前煮でも、炒り鶏でも、どんなにもののにも大根とにんじんを入れて、それだけを取り出して食べていました。

2歳代は上記に豆腐の味噌汁が加わりました。

来る日も来る日も、煮ものと魚と豆腐の味噌汁を作っていました。
ネギや油揚げが入ったらもう味噌汁も飲んでくれませんので、長男の分だけ先にとっていました。
離乳食が続いているみたい・・・

次男は何でも食べるのに・・・

野菜はもちろん、フルーツも嫌いでしたので、実は最初にしゃべった言葉

「イチゴが赤くておいしそうだね」

というのは絵本を見ていつも私が言う言葉でした。
本人はイチゴ食べないんですから・・・

さて困ったのは幼稚園選びです。
大根と人参の煮物・魚・豆腐の味噌汁では、、

お弁当が作れない!

今では珍しくもないですが、完全給食の園を必然的に選ばなくちゃいけなくなりました。

そんな、消去法で選んだ幼稚園でしたが、制服を着てバスに乗っていくのはとてもりりしくて、ずいぶんお兄ちゃんになりました。
制服のボタンも自分でできるようになりました。クラスで一番遅かったのですが、そのころの担任の先生が「できるようになったよ~」とみんなで手を叩いてお祝いしてくれたそうで、顔を真っ赤にして興奮して帰ってきました。

相変わらずやせっぽちでのんびり、あまりたくさんしゃべる方ではありませんでしたが、
途中で保育園に代わっても、元気にお友達と過ごしていました。

もうひとつはとても悩んでいた偏食。
幼稚園や保育園で給食を残すと言えなかった小心者のおかげで、
ほとんどのものが食べれるようになりました。

食べれないのは、生モノ(給食に出ないですから)・トマト(なぜか兄弟みんな嫌いです)・チョコレート(これも給食に出ませんね)・炭酸飲料(これまた、給食ではでませんからね)でした。

このくらい食べれるようになったら小学校でもやっていけるんじゃないかとホッとしました。
相変わらず家ではあまりいろんなものを食べませんでしたが、一日一回食べられているんだからあまり無理しないようにしました。

というのも、嫌いなものを食べさせようとして無理やり口に入れて怪我をしてしまったことがあるんです。
そのことを小児科医に相談したら

いろんなものを食べたほうがいいと言うのは間違いじゃないけれど
子どもの胃は小さいから、優先順位の高いものから選んで食べるようにできている。

1)炭水化物・・・脳の発達には糖が必須なので、炭水化物をこのんで食べる。とくに脳の発達の盛んなこの時期は糖がたくさん必要

2)たんぱく質・・・体が毎日のように大きくなっていく時期なので、たんぱく質が常に必要。

3)カルシウム・・・身長も大きくなるので、骨を作るのに必要

この3つを優先して取っていて、体の調子を整えるためのビタミンやミネラル類は後回しになるものだから、さほど問題ない

と言われたのです。
野菜を食べる子は「いいこだね~」と言われますし、「そんなに偏食で大きくなれないんじゃないの?」などと心ないことを言われることも多かったのでこれを聞いてホッとしました。
ホッとして気にしなくなったころからいろんなものが食べられるようになったんですよね。

私が気にし過ぎているのが、きっとよくなかったんだな~と反省しました。 


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