JAXA筑波宇宙センターに行ってきました! ②有料ツアー宇宙飛行士養成棟 [おでかけ]
バスが最初に向かうのは、宇宙飛行士養成棟です
ここで、参加者が半分の20名程度に分かれて見学します。
最初は、宇宙飛行士が訓練する場所です。
ここは宇宙ステーションの実験棟と同じつくり
中は見えないので、模型が展示されていました。
一番最近、日本で宇宙飛行士が募集されたのは2008年のことだそうです。
一番最近、日本で宇宙飛行士が募集されたのは2008年のことだそうです。
その時は963名程度の募集があり、書類選考・筆記試験・面接・医学検査など様々な選考を経て10名が選抜されました。
そしてこの10名がこの設備に7日間滞在し、最終的に3名の宇宙飛行士に選ばれるひとが決まったそうです。
宇宙ステーション内では、完全に閉鎖された環境に長期間滞在しなければいけないことから、一番必要な資質は『協調性』なのだそうです。
さらにこれも真っ暗で実物は映らなかったので模型ですが、低圧環境適応訓練設備です。
宇宙ステーションの中は、一定の気圧になっているそうですが、何かの事故があったときに気圧が下がった中で
過ごす訓練をするんだそうです。
宇宙空間での何かの事故っていうだけでパニックを起こしそうな私は、宇宙飛行士になれそうにありませんね(^^;
次は、宇宙飛行士の研究結果や、生活を支える展示を見ます。
宇宙メダカの8代のちの子孫
宇宙メダカといえば、向井千秋宇宙飛行士がメダカを宇宙に連れて行ったという話は記憶にあります。
でもそれがどういう結果だったかは知らなかった・・・
でもそれがどういう結果だったかは知らなかった・・・
宇宙に滞在したことで、子孫への影響は特になかった
というのがこの研究の結果だったようです。
普通すぎるから、あんまり印象に残らなかったのかな。。
普通すぎるから、あんまり印象に残らなかったのかな。。
それよりもすごいと思ったのは、帰還後の親めだかは、6時間も水槽の底に沈んだまま動かなかったそうです。
なんと、重力のない宇宙では浮袋を使う必要がなかったので、使い方を忘れてしまったそうです。また、尾びれも使っていなかったようで、しばらく沈んでしまっていたそうです。
これが回復するのには4日かかったというのですから、宇宙の影響ってあるんだな~
それに対して、あかちゃんメダカは地上でも正常に泳いでいたそうです。
子どもは順応力が高いからなのか、それとも重力のない世界からある世界にくる場合は平気なのかなんでなのかは特に触れられてませんでした。
それに対して、あかちゃんメダカは地上でも正常に泳いでいたそうです。
子どもは順応力が高いからなのか、それとも重力のない世界からある世界にくる場合は平気なのかなんでなのかは特に触れられてませんでした。
宇宙メダカの話を引っ張りすぎw
これは無重力状態で生活することでどんな影響が出るかをテストする装置のレプリカだそうです。
結構頭に血が上ってつらいそうですが、ここで30日生活するというような過酷なテストもあるそうです。
結構頭に血が上ってつらいそうですが、ここで30日生活するというような過酷なテストもあるそうです。
宇宙では水が貴重なので、洗濯はしないそうです。
そのため、着続けても臭いが出ないといった素材の服を着るそうです。
また靴は足袋のように指が分かれていて、ものを握ったり、ポールなどにつかまるときに活躍するそうです。
そのため、着続けても臭いが出ないといった素材の服を着るそうです。
また靴は足袋のように指が分かれていて、ものを握ったり、ポールなどにつかまるときに活躍するそうです。
さらに実際に使われている宇宙服を見ました。
宇宙服は120kg程度あり、地上では歩くことができないですが、
宇宙空間は無重力なので、手伝ってもらったら20分くらいで着れるそうです。
胸元には、バルブなど大事なものがあって、ここの字は逆になっています
これは、宇宙服を着ると直接胸元を見ることができないので、左手の内側にある鏡に映してみるからなんだそうですよ。
これは、宇宙服を着ると直接胸元を見ることができないので、左手の内側にある鏡に映してみるからなんだそうですよ。
さらに、宇宙服の断熱性はとても高いので、体から出る熱で高温になるのを防ぐために、冷却下着を着ています。これには、生命維持装置から冷却水を循環させていています。
背中にあるのは生命維持装置。
中には酸素ボンベや、二酸化炭素を吸着する装置、通信機器やバッテリーなどが入っています。
今までテレビなどで見たことがあるものもありますが、実物を見ると迫力が違います。
宇宙食やたんぱく質の研究をした結果なども展示されていました。
次は、「きぼう」運用管制室の見学です